雨樋にこんな症状が起きたらメンテナンスのサイン!?
- houselab39
- 2024年4月6日
- 読了時間: 3分

雨樋の大きな役割は雨が降った時ですよね。
屋根を伝った雨がそのまま屋根から落ちる前に雨樋が受け口となり、排水を行っています。
ですが雨樋はもちろん永久ものではないので年数が経つにつれ様々な症状が起きてきます。
そこで今回は雨樋にこんな症状が起きているとメンテナンスのサインかも!?をまとめてみましたのでぜひ参考にしていただければ幸いです。
1.雨樋のメンテナンスのサインとは?
サイン1:割れた箇所からポタポタ水が落ちる

雨樋は暑さと寒さの環境の中で伸び縮みを繰り返すので写真のようにヒビ割れを起こすことがあります。隙間が生じてしまうためこのような箇所からポタポタと雨水が落ちてきてしまいます。
サイン2:歪んで勾配が取れていない

屋根から落ちてきた雪の重みなどで雨樋が変形してしまうと排水の流れが悪くなり勾配不良で写真のように雨が溜まってしまいます。晴れの日でも雨樋からポタポタ水が落ちてくる場合や明らかに雨樋の形が変わっている箇所はこのように水が溜まっている可能性があります。
サイン3:固定している金具が取れている

雨樋の金具は現在はステンレス製で錆びないものを使用することが主流ですが築年数が経過していて雨樋のメンテナンスをしたことない住まいなどは写真のように金具が錆で限界を迎え外れてしまうことがあります。
金具が外れてしまうと雨樋が宙ぶらりになったり落下してくる恐れもあります。
サイン4:水が溢れ出している

オーバーフローは雨樋がうまく排水できていない時に水が溢れ出してしまう現象ですが
この場合は集水器と言って、縦の雨樋につながる受け口にゴミなどが詰まってしまい排水不良を起こしている事が考えられます。
サイン5:外壁が汚れている

外壁の汚れの原因には日当たりの悪さなども関係してきますが、先ほどの雨樋がオーバーフローなど排水不良を起こしてしまっている場合、雨水が直接地面に落ちて弾いた雨が外壁に飛び散ったりし、汚れの原因にもなります。
2.雨樋修理の費用相場
雨樋の修理費用は、修理の内容や規模によって大きく異なってきます。一般的に、業者に頼んだ場合の相場は、以下のようになります。
補修(金具交換) :1万〜3万円程度
部分交換 :1万〜10万円程度
雨樋の全交換 :20万円〜70万円程度
部分的な補修なら、安価に済ますことができますが、部分交換や全交換になると、足場を設置しなくてはいけないため、高額になる傾向があります。業者によっては、高所作業車で作業してくれる場合もあるようです。
3.まとめ
雨樋は家を雨や雪から守る大切なパーツです。日頃から雨樋を点検する癖をつけておけば、異変にすぐ気付くことができ、早く修理することができます。その都度修理をしていれば、長く安心して使用することができるでしょう。


